アトリエひと匙

沖縄モチーフの
身に纏（まと）う彫刻

「アトリエひと匙」は、沖縄の自然や風土にまつわる物語を装身具やオブジェとして製作しています。工房名の”ひとさじ”には、まいにちをほんの少しのスパイスで豊かに。という想いを込めています。
ふだん使いの気軽なアクセサリーやオブジェを販売しているほか、エンゲージリングや結婚指輪など、オーダーメイドジュエリーの製作も承っております。そのほかのオーダー製作についてもお気軽にお問い合わせください。

琉球ボタニカル
RYUKYU BOTANICAL

クバの葉やブーゲンビリア（ブーゲンビレア）・芭蕉など、沖縄の暮らしに身近な植物、フーチバー（ヨモギ）やさし草などの薬草をモチーフにした装身具のラインナップです。人気の「tibumi」（チブミ）シリーズでは、フーチバーの花のつぼみをイメージしたピアスやリング、ペンダントヘッドなどを展開しています。tibumiは沖縄方言で「つぼみ」を意味する言葉。古くから沖縄の自然が育んできた薬草・フーチバーに癒やしのパワーをもらう。大切な人の健康を願う御守りのような装身具であってほしいという願いが込められています。フーチバーの花言葉は「幸福」。

琉球ボタニカルシリーズ

琉球黒檀
RYUKYU KOKUTAN

沖縄土着の高級天然木「黒檀（コクタン）」を装身具にしました。黒檀は琉球王国時代より「三線（さんしん）」の竿に使用されてきた木。成長が遅く、沖縄県産木は入手が難しくなっているため、三線の端材を大切にアップサイクルしてリングやかんざしに生まれ変わらせています。性別や年齢を問わず身につけられるよう、デザインはシンプルに。稜線に光が当たった時の光の反射を意識した彫刻的なフォルムで、きめの細かい質感と硬木のひんやり、しっとりとした感触が肌に馴染みます。ボリュームあるデザインと天然木の軽さをあわせ持つ作品はひとつひとつ削り出して作る1点もの。天然の木目と色合いをお楽しみください。

琉球黒檀シリーズ

琉球藍
RYUKYU AI

沖縄の伝統工芸「金細工」や「紅型（びんがた）」に見られる古典由来の吉祥文様を金工でデザインし、琉球藍の糸を合わせた装身具シリーズ。沖縄の工芸に用いられてきた文様には、モチーフごとに縁起をかつぐ意味あいが込められています。合わせる糸には、沖縄本島北部・今帰仁村で藍の葉から無農薬栽培している藍染作家の琉球藍を使用。金工と琉球藍のタッセルでデザインしたアシンメトリーなピアスやイヤリングには、時間をかけて丁寧に育まれてきた沖縄の文化や自然に対する敬意を込めました。琉球の時代から変わらず親しまれている文様や素材には、さまざまな魅力と発見があります。１年中色鮮やかで逞しい沖縄の自然のように季節を問わずにお楽しみいただけたらと思います。

琉球藍シリーズ