Ryuzo琉球造形研究の
多彩なモノづくり

Ryuzo琉球造形研究の活動は、文化財の復元からクリエイティブな現代アートの創造、暮らしに身近な工芸品や装身具の創作まで多岐にわたります。立体造形物の製作に欠かせない専門的な技術を幅広く備えているのが私たちの持ち味。さらに、史跡復元や摸造復元の経験から、琉球文化についての知識も体得してきました。起案から完成まで一貫したモノづくりをすることで、私たちは次代に繋がる新たな価値を生みだしていきます。

石彫

文化財の復元を中心に、琉球石灰岩や砂岩(ニービ)など、沖縄の素材を用いた石材彫刻を製作。琉球石灰岩は城壁や石畳、砂岩は欄干や羽目石の彫刻などとして、古くから沖縄の建造物に使用されてきた素材です。

木彫

クスノキ・琉球松・黒檀(クルチ)や相思樹といった沖縄県産木を使った木材彫刻を製作。文化財の復元から、人や動物などの身近なモチーフをかたどった彫刻、沖縄素材の装身具まで幅広い作品を手がけています。

金工

沖縄の金細工、彫金や鋳金によるオブジェ、日常使いのアクセサリーやジュエリー、エンゲージリング・結婚指輪などの装身具を製作。金(K10、K18)、プラチナ、シルバー、真鍮、サンゴ、天然石など使用素材も多彩。

金継ぎ

破損した陶器や磁器・ガラス器などを、漆を使った金継ぎ技法で修復。「モノを愛おしみ大切にする」という日本の文化慣習や美意識に根づいた技で、みなさまの大切な品にまつわる思い出を繋ぐお手伝いをします。

彫刻造形物の製作

塑造(クレー・モデリング)による原型製作から、石膏やFRP樹脂による造形彫刻、ブロンズ像まで、さまざまな彫刻造形物に対応。その技術は「琉球王国文化遺産集積・再興事業」などの模造復元にも生かされています。

型取り

彫刻や立体造形物の石膏型取り、FRP樹脂型取り、シリコン型取りなどに対応しています。デザイン・設計から、型取り・本製作まで、彫刻造形物の製作に必要な一連の作業を一貫して行うことができるのが強みです。

ミクストメディア

木彫や漆芸・金工などといった複数の技法を組み合わせる、ミクストメディアの彫刻やオブジェ、工芸品などの立体造形物製作を承ります。沖縄の伝統的な細工から現代的なアート造形まで幅広く製作いたします。